Apollo Manroku

2010年以前に書いた記事の過去ログ

蚊に血を吸わせる男 2007年6月21日

Filed under: #漫録 — アポロ @ 13:37

蜂は人を刺したくて針を持っているわけではありませんが、は血を吸いたくて人を刺します。彼らは、自分たちが生きるために血を吸うわけです。といっても、血を吸うのはメスだけで、卵巣を発達させるために必要なだけであって、自分自身の栄養のために血を吸っているわけではないようです。主食は花の蜜や草の汁だそうで、実は、蜂や蝶なんかと同じだったりします。そう考えてみるとかわいいもんですね。

まだ今年は蚊が私の部屋に入ってきていませんが、もうそろそろそういう季節ですね。私の部屋では蚊取り線香を焚いたりはしませんが、ラベンダーなどのいわゆるアロマとしてのお香は常時使用しているので、蚊も入って来にくいかもしれません。

蚊は動物が吐き出す二酸化炭素を探知して向かってくるそうです。そのため、人の周りをプーンと耳障りな音を立てて飛び回るわけですが、それでも私は叩いて殺してしまったりはしません。もし、どこかに止まって血を吸い始めても、そのまま吸わせておきます。(私の部屋に入ってきた蚊はラッキーです。)放っておくと際限なく吸い続け、体が破裂してしまうのではと思うくらい膨張してくることもあります。そうなるとさすがにこっちも気持ち悪くなってくるので、振り払って吸血をストップさせるわけですが、血を吸いすぎると体が重すぎてまともに飛べなくなってしまう蚊もいます。こんな状態で人に叩かれたら大量の血が飛び散って大惨事となってしまいますね。

ちなみに、本当かどうかは知りませんが、蚊に血を吸いたいだけ吸わせてやると、その後のかゆみは少なくなるそうです。蚊は刺した瞬間にかゆみの元となる毒素(おそらく血液を溶かす物質)を注入し、それから血を吸い始めるらしいのですが、血と一緒にその毒素も吸い上げてしまうらしいのです。刺された直後でまだ十分に吸いきっていないときに振り払ったり叩いて殺してしまったりすると、毒素が皮膚の中に残ってしまうので、かゆみもひどくなるということらしいです。

確かに、私も血を十分に吸わせた後にはほとんどかゆみは残らなかったような気もします。

何匹かの蚊に血を吸われたところで、その量はたいしたことはありません。無駄に血を抜いているわけではなく、これでも他の生き物のために役立っているわけですから、ちょっとしたボランティアのようなものです。献血で一度に何百ccも血を抜かれるよりもずっと楽でしょう。

蚊が飛んできたら叩いて殺したりせず、気前よく血を分け与えてあげましょう。彼らとて、必死に生きているのですから。

人間がこの世界で一番偉いというわけではありません。ペットの犬や猫は大切にしても、虫の命は粗末にしていいなどということはないでしょう。人も、ペットも、虫も、命の重さはみんな同じです。

 

© 2007 アポロのタロット占い

 

広告
 

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中