Apollo Manroku

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不倫の是非 2009年2月3日

Filed under: Tarot Lecture — アポロ @ 21:18

占いの依頼で不倫について相談されることはたびたびあります。既婚の男女の恋愛ですね。不倫というからには、それはもちろん道徳に外れることであって、世間一般の常識的な考え方から言えば「やってはいけないこと」です。人に相談すれば「不倫なんかやめなさい」と言われてもしかたのないことです。

占い師だってたいていは常識人ですから、不倫については否定的に考える人は多いと思います。相談者の口から「不倫」という言葉を聴いた途端に、「あんたそれは間違ってるよ」などと説教を始める占い師もいるでしょう。人を正しい方向へ導くことが占い師の仕事なのであれば、その占い師が必死になって説得しようとするのもわかります。

しかし、そもそも占い師の仕事というのは「吉凶」を判断することであって、「善悪」を判断するようなものではありません。占いによって示されたありのままの結果を伝えるだけであって、その結果が相談者にとって良い事なのか、それとも悪い事なのかといったようなことは、相談者それぞれの価値観によって決まるのです。占い師が口を挟むようなことではありません。

不倫とて同じこと。相談者にとって、その恋が幸せだと感じられるものであれば、それは正しいことなのかもしれません。あるいは、後ろめたい思いばかりで少しも幸せを感じられないのなら、その恋は間違っているのかもしれません。不倫の是非は、相談者が何を望んでいるのか、どのような人生を望んでいるのかといったようなことによって決まります。

そこで、私は占いをする前に問いかけます。「あなたは何を望んでいるのですか?」と。その答えによって、相談者がどのような価値観を持っているのかということを判断するのです。そして、その価値観に従って、占い結果を見ながらアドバイスをすることになります。

不倫を「(ぜ)」とする相談者に対しては、その恋がうまくいき、二人が結ばれるようなアドバイスをするでしょう。

不倫を「(ひ)」とする相談者に対しては、どうすれば気持ちよく別れられて次の健全な恋愛に向かうことができるかというようなことについてアドバイスをするでしょう。

同じような相談事であっても、相談者の価値観が違えば私のアドバイスも変わります。つまり、私には「この相談にはこうアドバイスする」というようなポリシーのようなものがないということになります。

相談相手によって言うことを変える占い師など信用できないでしょうか? 信念がないと思われてしまうでしょうか? 私はそれでも構わないと思います。私が目指しているのは新興宗教の教祖様やカリスマ占い師などではないのです。何より大切なことは、私に相談しにくる人たちが、その人たちなりの価値観で幸せになってゆくことです。私の価値観を押し付けたところで、本当にその人が幸せになれるとは限りません。相談者の価値観を受け入れた上で占う。それが、私の占いに対するポリシーということになります。

あなたにとって不倫は「是」ですか?

それとも、「非」ですか?

あなたの答えが、そのどちらであっても、私は受け入れるでしょう。

 

© 2009 アポロのタロット占い

 

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