Apollo Manroku

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当たらない占いの意義(前編) 2009年7月5日

Filed under: Tarot Episodes — アポロ @ 16:21

早朝三時ごろだったか、占いの結果を整理しておこうと思ってセカンドライフにログイン。作業を終え、渋谷シムの地図を見ると、ワカバさんの土地に何人いるのが見えた。ワカバさんはずいぶん前からの知り合いなのだが、最近どうも様子がおかしい。挨拶でもしようと私が近づいていくと、あわてててレポートをして逃げてしまう。こちらが「こんにちは」と言う暇もないのだ。仕方がないからIMを送ってみるのだが、IMで返事が返ってきたためしがない。完全に無視されている状態なのだ。どうも、ミュートされているような気配すらある。

こういう態度をとられるのは気分が悪い。何かトラブルがあったわけでもなく、ある日から突然、ワカバさんの態度が変わってしまったのだ。何か理由があるだろうと思って、それを聞くために何度もワカバさんの土地を訪れているのだが、なかなか話す機会を作れずにいた。

ところが、その日はワカバさんは逃げなかった。周りに三人ほど人がいて会話をしている最中だったせいかもしれない。

私が近づいていくと、それに気づいたマンジさんがさっそく挨拶をしてくれた。

マンジ: 「ちわー」

アポロ: 「こんばんは。」

マンジさんも以前からの知り合い。続いて、そばにいたヒデトさんとリリさんも挨拶をしてくれた。

ヒデト: 「お? ばんは」

リリ: 「こんばんはー」

しかし、ワカバさんだけは黙っていた。気づいていないのだろうか。いや、そんなはずはない。つい先ほどまで、皆と会話していたはずなのだ。私に気づいていないはずはない。発言はないが、明らかにアバターは人が操作をする動きをしている。

アポロ: 「マンジさんとワカバさんは、お久しぶり。」

マンジ: 「おひさー」

ワカバ: 「おはようごぃます」

少し遅れて、やっとワカバさんが挨拶をしてくれた。人前だからしかたなくといった感じだろうか。

アポロ: 「やっとお話できそうですね、ワカバさん。いつも私の姿を見ると逃げちゃうので、私は傷ついてましたよ。」

マンジ: 「あはは」

ヒデト: 「ww にげてんだ」

リリ: 「wwww なんで?」

アポロ: 「わかんない。」

マンジ: 「変な事したの?」

アポロ: 「何もしてないですよ。」

ワカバさんは黙っている。アバターを見ると、なぜか「Away(退席中)」の表示になったりしている。明らかに様子がおかしい。

ヒデト: 「今も逃げたかな?」

アポロ: 「また逃げられたか……」

リリ: 「ありゃ?w」

マンジ: 「何もしてないのに逃げないでしょw」

ヒデト: 「乳もんだかな?」

アポロ: 「もんでません。」

ヒデト: 「ww」

リリ: 「wwww」

マンジ: 「下系はヘーキっぽいけどw」

アポロ: 「ヒデトさんとリリさんは、はじめましてですね。」

ヒデト: 「はじめましてですね」

リリ: 「はじめましてw」

アポロ: 「こちらにはよく来られるのですか。」

ヒデト: 「んー」

リリ: 「たまーに」

アポロ: 「そうですか。」

アポロ: 「ワカバさんのお友達?」

リリ: 「はいw」

アポロ: 「そか」

リリ: 「マンジさんがヒデトさんの師匠でw」

ヒデト: 「ww」

アポロ: 「物作りの師匠かな。」

マンジさんはセカンドライフでいろんな物を自作する人だった。しばらくセカンドライフを離れるとかで、マンジさんが作ったものをワカバさんの土地で売っていたりもしたのだ。

リリ: 「SLのー(師匠)かな」

アポロ: 「SLのね。」

ヒデト: 「はじめたときにいろいろ」

アポロ: 「SL歴は長いのかな? ……私は一年と二か月。」

ヒデト: 「へー……俺どんくらいだろ」

リリ: 「一年たったよねー」

ヒデト: 「一年半か」

私たちが話している間、ワカバさんは相変わらず一言も発しなかったが、マンジさんも黙ってしまった。ちょっと気になった。

アポロ: 「もしかして、ワカバさんとマンジさんは二人でこっそりIM中かな? ……IMじゃなくて、普通に私たちと話して欲しいんだけどな、ワカバさんには。」

マンジ: 「ゴハン食べながら中」

リリ: 「wwww」

すると、ようやくワカバさんが口を開いた。

ワカバ: 「あ、チンチンいぢってた」

リリ: 「wwwwww」

ヒデト: 「ww」

アポロ: 「そうですか。」

下ネタ。ちなみに、ワカバさんは女だ。そういうことを平気で言う人だとはわかっているから今さら驚きはしないが、このタイミングでそういう言葉しか出てこないというのは、明らかに私とのまじめな会話を避けようとしている。本音で話そうという態度ではない。そのことには腹が立った。

アポロ: 「今まで、何で私を見て逃げてたんですか? ずっと聞きたかったのですが。」

マンジ: 「きっとそれは自分で気づかないといけない事だし、占えばわかるんじゃないの?」

マンジさんはワカバさんからIMで事情を聞いてそんなことを言っているのだろうか? それとも、普段どおりの会話でたまたまそう言っただけだろうか。

アポロ: 「まさか。私の占いは当たりません。」

マンジ: 「マジ!ww」

リリ: 「えええ!?

ヒデト: 「ww」

ワカバ: 「マウスが手に刺さって」

ワカバさんはまた、会話と無関係な意味不明なことしか言わない。あくまで私と絡みたくないらしい。

ヒデト: 「占いで当たらないって……どうなのよ」

アポロ: 「うん、あんなもんは当たらん。」

リリ: 「あらら」

マンジ: 「占いは基本的に当たるというよりかは出た結果にこじつけるような物か」

アポロ: 「当たらんし、外れもせんな。」

リリ: 「そんなもんなのかー」

ヒデト: 「気の持ち方でもありますしね」

アポロ: 「そだね」

ヒデト: 「占いで『明日はハッピーです』って言われてたのに、その人が明日になって死んだら、死んだのは『それがラッキーだったんですよ』って言い方もできるし」

マンジ: 「生きてたらもっと辛いから?」

アポロ: 「なるほど」

もう少し突っ込んだ説明をしておきたかったのだが、いきなり私の占いの話になっても悪いと思ったので、少し話題をそらして世間話に戻した。

アポロ: 「最近、マンジさんはホームレスですか。」

マンジ: 「最近というよりかは、かなり前からホームレス」

アポロ: 「じゃ、たまにこの辺をうろうろとしてるわけね。」

マンジ: 「そだね」

マンジ: 「というよりか忙しくてあまりインしてなかった」

アポロ: 「インする目的があるかどうかですね。」

マンジ: 「忙しいって字は心が亡ぶって書くから嫌いなんだけどね」

アポロ: 「まあ、リアルが忙しければそれもまたよし。」

ヒデト: 「ホームレスでもいいような気もするけど」

マンジ: 「ヒマで自由な時間がいっぱいあるほがイイ」

アポロ: 「そう、『』を『』くすですよ。『』しいという字ね。だから、何かと忙しいと言い訳ばかりしている人は、実は寂しいだけの人だったりする。」

マンジ: 「ほー」

アポロ: 「だから、『忙しい』ではなくて『日々充実してます』と言い換えましょう。」

マンジ: 「ww」

そう、「充実」してこその人生だ。忙しいだけでは人は幸せにはなれない。

ヒデト: 「占いは勉強したの?」

初対面のヒデトさんは、私が占い師だということを知らなくて当然だ。マンジさんが振ったから占いの話題になっただけだと思われていてもおかしくない。

アポロ: 「興味ありそうだね。」

ヒデト: 「んー」

アポロ: 「十数年前。独学でね。」

マンジ: 「フォースが備わると出来る」

アポロ: 「そう、フォースがね。」

マンジ: 「ww」

一応、マンジさんのツッコミにもノッておく。

アポロ: 「最初は、占い師になろうなんて思ってなかったのよ。」

ヒデト: 「何を教わると人を占えるのかなーと……」

アポロ: 「何を教われば人を占えるか……か。」

ヒデト: 「例えばさ……」

マンジ: 「良い占い師=ポジティブな内容を書く人、悪い占い師=不安を煽る」

アポロ: 「ああなるほど。」

ヒデト: 「これから先って、どう占ってるのかなーって」

アポロ: 「未来を占う方法? ……カードを一枚めくって、連想する。」

ヒデト: 「ん?」

マンジ: 「妄想もする」

確かに、タロット占いのことをよく知らない一般の人にはわかりづらいかもしれない。いろいろと誤解もあるだろう。私は、とりあえずタロットカードを一枚出して見せた。

 

アポロ: 「これは、タロットカードの『皇帝』ね。」

カードを見て、マンジさんがすかさず連想したイメージを口に出す。

マンジ: 「次期総理大臣」

アポロ: 「うん。」

マンジ: 「w」

アポロ: 「このカードが示すのは誰だろう?」

ヒデト: 「え?」

マンジ: 「鳩山弟が良いね」

アポロ: 「もし、このカードが次期総理大臣を示しているのだったら、戦争になるな。皇帝のカードは好戦的に見えるからなぁ。」

マンジ: 「戦争を仕掛けてるのはシティバンクだけどね」

ヒデト: 「それは誰を占っているの?」

アポロ: 「誰を占っているというわけでもなく、たまたまこのカードを出しただけだけど。一例を示そうと思ってね。」

に続く……

 

© 2009 アポロのタロット占い

 

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