Apollo Manroku

2010年以前に書いた記事の過去ログ

占い師の人生 2009年8月21日

Filed under: Tarot Episodes — アポロ @ 00:41

あの占い師は考え方がネガティブ(否定的・マイナス思考)で、悪いことばかり言うから好きになれない。そんなことを話す人がいました。確かに、波長が合わないと感じるならば無理をしてその占い師に占ってもらう必要はないと思います。しかし、そのような「考え方がネガティブな占い師」を「悪い占い師」だと決め付けることもできないと思います。

占い師に相談したいと思う人の気持ちは人それぞれですが、その多くは深刻な悩みを抱え、救いを求めて占い師のところに来る人たちだと思います。そういった人たちの気持ちを理解してあげられるのは、自分も深刻な悩みで苦しんだ経験のある占い師だけではないでしょうか。つまり、「波長が合う」という点では、そのような占い師こそが求められているということになります。

ネガティブな考え方から抜け出せない占い師に相談しても、よいアドバイスなど得られるわけがないと思われるかもしれません。貧乏な占い師に「どうすればお金持ちになれますか」と相談することが無意味だと思うのと一緒ですね。

ですが、貧乏な占い師はお金持ちになる方法がわからないから貧乏だというわけではないのです。貧乏であることが彼の避けられぬ運命であって、それを受け入れて生きているだけかもしれないし、彼自身、お金持ちになりたいと思わないから貧乏なだけなのかもしれません。もし、あなたが「お金持ちになりたい」と願うなら、たとえ貧乏な占い師であっても適切なアドバイスをしてくれることでしょう。あなたがお金持ちになれるかどうかは、あなたの努力と運しだいというわけです。

世の中にはいろんな占い師がいます。「あの占い師は好きになれない」と批判したところであなたが幸せになれるわけではありません。あなたにとって必要なことは、自分と波長の合う占い師を探すことです。能天気なあなたには能天気な占い師が合うでしょうし、自殺をしたいと思うほど悩んでいるあなたには自殺未遂の経験のある占い師が合うのかもしれません。不倫の相談なら、不倫経験のある占い師に相談した方がいいでしょう。友達が欲しいと思う孤独なあなたには、友達のいない孤独な占い師こそが真の理解者となるかもしれません。

占い師の多くは決して幸せではないかもしれません。辛い人生を歩んでいるからこそ、苦悩する人々の理解者となれる。それは占い師の宿命とも言えるでしょう。占い師はろくな死に方をしないと言う人もいますが、確かに、その通りかもしれません。

それでも私は、私の占いを必要としている人がどこかにいるのであれば、占い師としてできる限りのことをしていきたいと思っています。

 

© 2009 アポロのタロット占い

 

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